映画「ハーブ&ドロシー」
TINGARAのつぐみさんが先行上映会を見て、大絶賛されていて、公開を楽しみにしていました。
先週末から渋谷のイメージフォーラムでロードショーが始まり、早速見てきました。
率直に面白かった。ドキュメンタリーで実在する現代アートコレクターのご夫妻のお話。夫婦仲が良いので、それだけでもほんわかする。
夫妻のお話の中で、足の踏み場もないくらい、アートをコレクションして飾りきれてないのがたくさんある事に対して、「それは、本をたくさん買って読まずに置いておくような感覚と同じような事よ。」とドロシーさん(妻)が言ってた言葉が印象的だった。
それから、現代美術でよくわかりづらい作品も、何の意味があるのかと、インタビュアーの問いにも、視覚的なものなので意味なんかなくてもいいのよ。見ていいかどうか感じれればいいと。
スンバらしい♪
あと、クリストとジャンヌ=クロードの存在感がすごかったのだが、その二人が、
ハーブ&ドロシーを信頼していて、一緒に食事する仲になってるのだそう。
他の有名なアーティストも然りで、ただのコレクターを超えた存在感。
2000点以上収集したアートを惜しげもなく美術館に寄贈したという話。
公務員と図書館司書でお勤めのごく普通の暮らしをされてる夫婦。
こんなコレクター、他にいないと思う。でも、いてほしい♪
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